和歌山県神社庁-朝椋神社あさくらじんじゃ-

〒640-8059
和歌山市鷺ノ森明神丁22番地
大國主命

神明神社　子守勝手社

10月15日

本殿（木造銅瓦葺流造　6,96㎡）幣殿（木造瓦葺　3,27㎡）拝殿（木造瓦葺入母屋造　19,8㎡）神饌所（木造瓦葺　4,95㎡）社務所（木造瓦葺　108,9㎡）神具庫（木造トタン葺　15,8㎡）神輿庫（木造瓦葺　4,6㎡）一ノ鳥居（石造明神鳥居）二ノ鳥居（石造明神鳥居）

828.12㎡

和歌山市城北地区中心部

当神社の、創立年代は不詳であるが、『紀伊續風土記』に、「右社若山鷺ノ森にあり、延喜式神明帳名草郡朝椋神社、本國神明帳名草郡從四位上朝椋神是なり、此地古樟の大樹あり白鷺常に其上に群集りしかは、土人鷺ノ森神社といへり、又九頭大明神と称す」の記述がみられる。
『紀州名勝志朝椋神社伝』に、「上古鎮西將軍（不知何御字何許人）攻伐之砌殊勲故に造建す」と記されている。
寛弘2（1005）年5月攝社修葺、永徳2（1382）年5月、應永18（1411）年4月、永享10（1438）年12月、康正3（1457）年8月、永正年間（1504～1520）造営の事あり。
その後天正13（1585）年兵乱に罹り、社領等掠取され、当時の神官杉原景政竊に神櫃を負うて山林に隠れたと云う。
（海部郡栄谷村〈現和歌山市栄谷〉渓間に国津神谷と称する所があり、神櫃暫時鎮座の地と伝えられる）
その後文祿5（1596）年桑山宗栄再建し、幾許もなく萬治2（1658）年回祿に罹り、徳川氏また再営とある。
昭和20年7月戦災のため全建物焼失、昭和36年社殿並に社務所再建される。
明治6年村社、内町西部、宇治一部の産土神と記されている。
又、『紀伊續風土記』に、往古境内に「社霊の松」と称する松の大樹あり、寛正6（1794）年本居宣長の献詠歌に「廣まへに緑も深く枝たれてよにめつらしき神かきの松」とよまれ、奉納されている。
福の神の大黒様として、又大なる功徳のある神様として、氏子をはじめ近郊近在の人々の信仰が厚い。

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和歌山県神社庁は「万葉集」にも詠われる和歌浦の地にあります。

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